首都大学東京・システムデザイン学部の串山久美子が実現を目指す“未来の枕”。この枕は、各個人に合った睡眠をサポートしてくれる抱き枕。睡眠とは浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」の繰り返しで構成されています。「レム睡眠」状態の時に起きることで、疲労感や眠気が残らず、スッキリとした気持ちのよい目覚めとなる。この“未来の枕”は、起床の鍵となるこの「レム睡眠」を狙って起床させてくれる。加速度センサで寝返りの振動を感知し、個々に違いのある「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の継続時間を計測。このデータを元に、自分が起きたい時刻に一番近い「レム睡眠」時に光と音の効果により目覚めさせてくれる。この技術により、日中の活動レベルを下げることなく、効率よく仕事や家事に打ち込むことができる未来が訪れるだろう。
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